スワップサヤ取り(アービトラージ)を徹底解説!今週のトルコリラ

トルコリラでスワップのサヤ取り

FX業者 証拠金 スプレッド
(円)
スワップ
/日
スワップ
/年
利回り
買い
(1万)
アイネット
証券
54,143円 700円 105円 38,325円
売り
(1万)
SBI FX 54,143円 480円 -90円 -32,850円
合計 108,286円 870円 15円 5,475円 5.1%

トルコリラ(TRYJPY)の買いスワップポイントが高いのは、「外為オンライン」「アイネット証券」(+105円)でした。

前回の調査に引き続きアイネット証券と、外為オンラインが最も高いスワップポイントを付けています。アイネット証券は、外為オンラインと同じISグループの会社です。

アイネット証券は、通貨ペア毎に必要となる取引証拠金を公表しています。トルコリラを1万通貨取引する場合の証拠金は7,500円、スプレッドは7.0銭です。他のFX業者と比較してスプレッドがやや広く、1万通貨あたりの取引コストは700円です。

「みんなのFX」、「Light FX」のトルコリラのスワップポイント(買い)は100円でした。スプレッドはアイネット証券、外為オンラインより5ポイント低いですが、スプレッドが狭い(170円)ため、運用期間が短い(106日以下)場合は有利です。

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トルコリラ(TRYJPY)の売りスワップポイントが安いのは、「SBI FX」(-90円)でした。

前回の調査では、セントラル短資FXが最も高い(マイナスが少ない)スワップポイントを付けていましたが、今回はSBI FXとの入れ替わりです。SBI FXは、ネット証券最大手のSBI証券のグループ企業です。

SBI FXのレバレッジは25倍、1万通貨取引する場合の証拠金は約7,463円(現在のレート=18.657)です。スプレッドは4.8銭で、取引開始時のコストは1万通貨あたり480円です。

セントラル短資FXのトルコリラのスワップポイント(売り)は91円でした。スプレッドはSBI FXより1ポイント低いですが、スプレッドが狭い(170円)ため、運用期間が短い(308日以下)場合は有利です。

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トルコリラは大きく変動することがあるので、証拠金の管理には注意が必要です。

スワップのサヤ取りでは、一方のFX口座で買い、他方のFX口座で売るため、合計すると相場の変動による損益は通算されます。ただし、損失が発生しているFX口座で残高不足によるロスカット(強制決済)を避けるためには、利益が発生している口座から資金を移動する必要があります。

今年は3月22日にトランプ大統領のツイートをきっかけに大きく下落、当日最大で1円43銭(約7.1%)下落する局面がありました。

相場が大きく動いた場合でもロスカット(資金不足による、強制的な決済)されないよう、十分な証拠金で運用する必要があります。

2009年~2019年4月(10年4ヶ月)のトルコリラのデータ確認すると、2018年8月に1週間で24.1%下落したのが過去最大の変動で、過去10年間では1週間に20%以上の変動が2回発生しています。

過去最大の下落(24.1%)でもロスカットされないように証拠金を設定すると、46,643円(25%下落分)+7,500円(必要証拠金、4%)=54,143円となります。これだけの証拠金があればすぐにロスカットされる可能性は少なく、余裕を持って資金を移動することが可能になります。

この場合、スワップサヤ取りの利回りは、5,475円 ÷ (54,143円 x 2社)=5.1%となります。

年間の利回りは5%を僅かに上回っていますが、手数料(スプレッド)を考慮すると5%を下回る水準です。当面は様子見とするのが良さそうです。