FXシステムトレード難関ポイント:EAを損切りするタイミングはいつ?

FXシステムトレードは、プロの投資手法を自分の投資運用に活かせるとあって、少しずつ人気が高まりつつある投資です。

勝てるEA(運用ロジック)を使えば、年率30%以上に到達することも珍しくないため、これまで、FXの裁量トレードで勝てずに離脱してしまった人や、金融知識がないばかりに自ら運用するタイプの投資を避けてきた人でも、「勝てる投資」「お金を増やせる投資」を目指して、参入する人が増えています。

システムトレードは、金融知識や投資手法に長けた人のロジックを動かすことで、「金融知識なし・経験なし・時間なし」という人でも勝てる投資を可能にしますが、

そうした知識や経験に乏しい投資家の場合、どうしても難関になるのが、システムトレードの「損切りポイント(EAをやめるタイミング)」です。

EAをやめるタイミングについては、投資家が行うしかありません。

今回は、そんなシステムトレードの損切りポイントである、始めたEAををやめるタイミングについて解説していきます。

システムトレードは勝ちも負けも繰り返しながら収益を上げる投資方法

システムトレードは、勝ち続ける投資手法ではありません。

勝ちも負けもありながらも、2~3年という中長期的な期間の中で、いかに高い年率を積み重ねていくか、というのがシステムトレードの特徴です。

なので、「1ヶ月後に資金が倍になった!」のような短期的な収益を誇るようなものではありませんし、

一時的に、収益が下がったりすることもあり得ます。

そのため、システムトレードを始めたはいいけど、すぐに証拠金が減った・・・なんてこともあります。

よくある失敗例①:開始直後に大きなマイナスが出たからやめるパターン

特に初心者の人の場合、証拠金が減ってしまう事態に陥ると、「この投資は間違っていた・・やめたい・・・」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

やめたくなる気持ちも分かりますが、ここで、「やめる」と決めてしまうのは、残念ながら、システムトレードが失敗に終わる人の典型パターンです。

失敗例①何が失敗ポイントなのか?

システムトレードは、勝ちも負けも繰り返しながら最終的には収益をアップさせていく投資です。

もちろん、勝率が極めて高いEA(運用ロジック)もありますが、100%はありえませんし、大事なポイントが収益率です。

たまたま、大きな負けポイントがシステムトレード開始直後に来てしまったとしても、そこでやめたら「負け」で終了ですが、そこからまた、勝ったり負けたりしながら少しずつ収益を最終的に伸ばしていく可能性は高いのがシステムトレードです。(バックテストやフォワードテスト結果を確認した上で購入しているのであれば)

負けた!というだけでシステムトレードをやめてしまえば、永遠にお金を増やすことができません。

よくある失敗例②:システムトレードで自ら強制決済をかける

また、よくある失敗例として、システムトレードをしているにも関わらず、負けるのを怖がって、自ら強制決済を多くかけてしまうことがあります。

私もシステムトレードをやっていて、強制決済をかけたくなるタイミングがあるのは、よくわかります。

負けが増えていたりすると、後から今持っているポジションがマイナスになるくらいなら、わずかでもプラスが出ている今のタイミングで、決済しておきたい・・・という誘惑にかられてしまうんですよね。

ですが、EA(運用ロジック)がポジションを保有し続けている(決済していない)理由が必ずありますし、もちろん、ロジックが常に成功するわけではありませんが、強制決済を多用するなら、そもそもシステムトレードじゃない・・ですよね。

ロジックの目的は、より多くの利益を得ることですから、理由があってのポジション保有です。

システムトレードを行うと決め、該当のEAを選んだということは、ロジックを信じると決めた!ということでもあります。

より多くの利益を掴むためにも自分で強制決済するのは失敗の素です。

強制決済を多用する人は、裁量トレードの方が向いているかもしれません。

システムトレードの運用ロジックをやめるタイミングはいつ?

では、結局、システムトレードのEA(運用ロジック)のやめどきなタイミングっていつなの?

ということなのですが、

それは、ズバリ!最大ドローダウンを更新した時です。

最大ドローダウンとは、過去の運用成績からここまでの最大損失を指します。

それが、更新したということは、これまで想定していなかったことが起こっている(ロジックが市場に通用しない可能性がある)ということです。

なので、最大ドローダウンを更新しての下落のタイミングは、「やめるとき」の目安といえます。

システムトレードはEAを2~3年単位で見ていくべき投資

システムトレードは、基本的にEA(運用ロジック)を2~3年という中長期で運用していくタイプの投資です。

なので、短期間の間に、「やめる」ということが得にはなりません。

始める時にも中長期的に、そして、ロジック通りにほったらかしで運用するということを決めて投資するのがオススメですよ。

まとめ

・EAのやめどきは、最大ドローダウンを更新したとき

・システムトレードでは、強制決済をしないのが失敗しないコツ

・システムトレードは、勝つことも負けることもある投資と肝に命じる