初心者にも3分で分かる!日本の投資信託メリット・デメリット

さてさて、今日は、NISA(少額投資非課税制度)やiDeco(個人型確定拠出年金)などの登場により、ここ最近脚光を浴びている投資信託についてお伝えします。

このごろ、様々なニュースやファイナンシャルプランナーさんの家計簿診断などでも投資をするなら、”まずは、NISA(少額投資非課税制度)やiDeco(個人型確定拠出年金)を”、なんておすすめされているものを見かけます。

実際、税金の控除があったりと、投資信託を行うメリットはたくさんあることは事実でしょう。
では、デメリットは?というと、案外ニュースとして扱われていることが少ない気がするので、ここでは、メリットとデメリット両方をみていきます。

投資信託を行うメリット

プロに運用を委託できる

特に投資初心者の方にとって、これは、最大のメリットではないでしょうか。プロに運用をお任せできるので、金融知識がなくても、世界の成長企業や的確な株や債券などへの投資を行うことができます。

手元にある資金で始められる

まとまった投資資金を用意することが難しいという方でも、月々1万円程度から始められる投資信託もあり、できる範囲で始められるというのも大きなメリットです。超低金利時代で金利がほぼつかない貯金の代わりに、金利よりもリターンが期待できる投資として、コツコツを続けているという方もいます。

NISA(少額投資非課税制度)やiDeco(個人型確定拠出年金)は、節税対策になる

NISA(少額投資非課税制度)やiDeco(個人型確定拠出年金)が現在、話題になっている大きな理由は、節税対策になるからです。
NISA(少額投資非課税制度)やiDeco(個人型確定拠出年金)での積立金額は、年間の所得額から控除されるため、所得税や住民税が安くなり、お得な投資として注目されています。

投資しながら節税もできるというのは嬉しい話ですよね。

投資信託を行うデメリット

ここからは、デメリットについてみていきます。

高すぎる手数料

日本の投資信託は、金融庁からも金融審議会で、顧客本位でないという異例の指摘が入るくらい手数料が高すぎるということで有名です。
(日本経済新聞 2016年7月記事参照)

また、アメリカモーニングスター発表の世界25カ国の投資信託格付けによると、日本の評価は下から2位・・・
手数料の高さに加え、わかりにくいということが、マイナス評価の要因になっています。

Global Fund Investor Experience Study June 2015より引用

下に中国しかいないとは、、、想像以上の格付けの低さに驚きます。
つまり、それくらい日本の投資信託は、売り手優位に作られていて、手数料が高いから販売会社や運用会社は儲かるけれど、消費者に還元できてないということなのです。

コストとして以下の3つの手数料がかかります。
①販売手数料(購入にかかる手数料)
②信託報酬(保有期間中ずっと運用にかかる手数料)
③信託財産留保額(解約時にかかる手数料)

つまり、すべての局面で手数料がかかっているということです。特にコストの大きな割合を占めるのが、販売手数料(通常購入額の1~3%)や信託報酬(通常投資額の0.2~2%)です。

例えば、販売手数料が、購入額に対して3%付く場合、最低でも、運用利益が103%以上にならないと、手元の資金は増えていないということですね。

これに加えて、信託報酬は保有期間中ずっとついてますから、これが1%だった場合、104%以上で運用が推移してないと、投資として勝ってるとは言えません。

たとえ、105%勝っていても、そのうち4%は手数料で持っていかれている・・と考えると、ちょっと辛いです。

特に、投資信託の場合、高リスク・高リターン商品は、手数料が高い傾向にあり、低リスク・低リターンの商品は手数料が低い傾向にあります。

それゆえ、低い手数料だけど、運用成績も高くないものを選ぶか、高い手数料だけど、高いリターンが得られる可能性がある商品を選ぶか、どんな投資をしたいのか好みの問題でもあります。

商品がわかりにくい

これもよく言われることですが、投資信託は、商品を理解して購入している消費者が少ないといわれています。

購入者は、販売会社である金融機関の窓口で購入している人がほとんどでしょうが、金融知識なく勧められるままに購入しているという場合が多いのです。

ゆえに、売り手本位の高手数料商品が多く、そういう商品が売れ筋に上がってくるという結果が出ており、金融庁から是正喚起を受けています。(日本経済新聞 2016年7月記事参照)

商品数も多いですし、毎月分配があるもの等、一見すると、利回りが安定してみえる商品もあったりと、実態が素人には分かりづらいということがあります。

運用はプロにお任せするにしても、購入する商品がどんなものであるかの把握は重要ですね。

まとめ

いかがでしたか。
どの投資もそうですが、最近話題となっている投資信託にも、お伝えしたようにメリット・デメリットがあります。
メリットだけで、デメリットを把握せずに購入してしまえば、後から、後悔してしまうなんてことにもなりかねません。

どんな投資を自分が行いたいのか、それが投資信託で叶えられるのかをメリット・デメリットを把握した上で購入することをおすすめします。